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▲工事用 素屋根建設中 |
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▲玄関の銅版屋根の下地を解体中 |
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▲美しく檜皮が葺き上がった玄関屋根 |
文化財建造物の修復では、工事中風
雨にさらされないように仮設の屋根
である素屋根を建設します |
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檜皮葺(ひわだぶき)は、檜の皮をある
一定の形に作り、1cmほどずらしな
がら葺き上げてゆきます。 |
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▲本堂素屋根 |
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▲祀られていた昭和大修理の棟札 |
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▲本堂の両端を飾る瓦、獅子口 |
本堂の周りには美しい庭園がある
ので、出来る限りコンパクトに建
設し、一角には余地を利用して展
示コーナーを設けました |
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小屋裏には、別に500年前の本堂
建築当初の棟札(むねふだ)など6枚が
保存されていました |
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上面には昭和大修理を導かれた先住
和尚が揮毫されていました |
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▲屋根葺材の檜皮(ひわだ)の束 |
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▲檜皮を固定するための竹釘 |
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▲使われていた檜皮 |
これは軒先用の檜皮で長さは36cm、
この他に屋根面を葺くための75cm、
の平葺きの皮を主に使います |
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水で濡らしズレないようにした檜皮
をある程度並べてから、竹釘で止め
てゆきます |
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改修前の銅版葺きの本堂屋根の一部
で使われていた檜皮 |
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▲解体で現われた本堂屋根 |
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▲本堂の入母屋屋根東端の妻飾 |
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▲本堂側面屋根に取り付く縋屋根(右) |
銅版葺から檜皮葺きに復元するのに
屋根の骨組みを少し改造しなければ
なりません
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この三角形の部分は、側面を意味す
る妻と呼ばれて飾りが施されていま
すが、簡素なものとなっています |
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大仙院独特の縋屋根(右)は、本堂の
部分が背面に広げられたので、それ
を覆うために掛け足された屋根で、
独特の優しい形をしています。 |
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▲玄関軒先で檜皮を積んでいるところ |
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▲本堂屋根の下地施工中風景 |
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▲本堂屋根の檜皮葺施工風景 |
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▲防火に備えた放水銃(3基設置) |
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▲放水中の放水銃(京都新聞より) |
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▲「拾雲軒」北側の庭の下には貯水槽が |
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▲朝日新聞 2008.12.25朝刊より |
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新聞報道にもありますように、平成20年12月24日に修復
工事が完成し、防火設備のテスト放水も行われました。
マスコミ各社に報道して頂きましたので、修復にご協力頂いた
国内外の皆様にもご報告出来、心から感謝致しております。
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また映像では地元KBS京都、MBS毎日放送様にも放映し
て頂きました。 |
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▲京都新聞 2008.12.25朝刊より |
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▲読売新聞 2008.12.25.朝刊より |
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